留置所黙示録

2014年3月末日児童ポルノ買春及び児童ポルノ法違反で家宅捜索されました。書類送検されたあと8月某日に傷害で逮捕されました。トップ絵はクジラックス先生からもらいました。※なお当ブログは犯罪の抑止のためのブログです※

警察は朝にやって来る

2014年3月某日朝の8時ころ、インターホンがなった。その日は特に用事がなかったため部屋でごろ寝を決め込んでいた。割と朝が早い以外は特に疑問を持たずにドアに近づいた。

宅急便でも来たのだろうか、早い気もするが午前指定だったのだろう。そう思って特に確認もせずドアを開けるとそこには3人のスーツをきた男が立っていた。

「神奈川県警です。○○(本名)君だよね?児童ポルノ法違反で家宅捜索に来たので今から家宅捜索します」

青天の霹靂とでも言おうかいきなりの言葉に朝から驚いた。

「ブログで児童ポルノの画像貼ってるよね?とりあえず部屋見してもらっていいかな?」

ここで言うブログはまとめブログのことだった。

知る人はおそらくもういないだろうが、私は2007年から2012年までまとめブログを運営していた。内容は主に2chのまとめ記事、自分の書いた小話、そしてロリ画像(本当に危ないものは貼っていなかった)を貼っていたのだが、それがどうやら今回の児童ポルノ法に違反していたらしい。

一応ロリ画像を貼っているという認識はあったため、本当に危ないやつは貼っていないつもりであった。だが、今回部屋に家宅捜索に来た警察たちを見るとどうやらブログに貼っていた画像が引っかかったようだ。

運営して4年ほど経ち今まで1度も引っかからなかったこと、またwinnyのようなファイル交換でロリ画像のやり取りをしていなかったため完全に想定外であった。

3人の見た目は1人はとても厳つく鬼瓦のような顔をしており、もう1人は最初にインターホンを鳴らした刑事で野球をしていたのか肌黒く日に焼けていた。また1番最後尾にいた警官はメガネをかけており真面目そうな見た目であった。

30代のやや日に焼けた男が「じゃあ入らせてもらうね」と有無を言わさずに玄関に入ろうとし、ほかの2人も続いてドアを開け玄関に入り込んできた。

とっさのことで令状を見せてくださいとも言えなかった。

「じゃあちょっと部屋に入らせてもらうね」

そう言うと3人の男はドヤドヤと部屋の中に入っていった。さすがに靴はちゃんと玄関に脱いで入ってきたが、おそらく人生でトップクラスに入る招かれざる客だろう。3人の男は僕の部屋のあちこちを調べ始めた。

「汚い部屋だな掃除してるのか」

確かに僕の部屋は汚い。3年前にこの部屋に引っ越してきたが、引越しの時に使ったダンボールが未だにあるくらいだ。でも、ここまで正直に言われると少しショックだった。それにもともと来てくれと頼んで来てもらったわけでもないのに大きなお世話だった。

別に腰が抜けたわけじゃないが僕はあまりの非現実な出来事にショックを受けたからか椅子に座ったままだった。正直どうとでもなれという気持ちと一体ブログの何が引っかかったのかと疑念がグルグルと回り続けて目の前の光景は画面を通して見るドラマのようなものにしか見えなかった。

考える人よろしくうつむき加減で座っていた僕にメガネをかけている真面目そうな警官が本を突き出してこう言った。

「 こういうのよく見るの?」

 

(はてな運営より削除依頼があった為削除)

 

と出されたのがまさかのがいがあかうんたぁだった。

内容はここでは割愛するが、簡単に言うと小学生の女子がレイプされる漫画だ。

よく見るか見ないかで言うと多分見るほうだと思うがこの状況で

はい!大好きです

と言えるほど肝が座っていないため「いや、まあ普通です

と何が普通なのかよくわからない受け答えをしてしまった。

僕の受け答えに特になにも感想を抱かなかったのかメガネの刑事は他にも僕が児童性愛者であろう証拠を探し始めた。だが、特にそれ以外の証拠が見つからず(部屋が狭いため漫画や本はあまり買う習性がなかったため)部屋を漁るも大量のゴミを前に悪戦苦闘してるようだった。

 

さてほかの刑事の動きを見ると今回のメインであるパソコンの横に刑事が立った。

最初に僕に警察だと言った日に焼けている刑事が「じゃあ君のブログを見せてもらえるかな?」と淡々とした口調で話しかけてきた。

「ブログのことなんて知らないです。遠隔操作でロリ画像を勝手に貼られていたんです」と言い張ろうとすれば出来たかもしれないが、あった時にブログを運営していたよねと言われてはいと答えた身としては否定しづらい。それに否定したところでIPを調べられればバレるだろうと考えた。

ここは素直にブログを見せたほうがいいと思い管理画面を開いて刑事に見せることにした。

ブログの管理画面は劇で例えると準備室のようなものだろう。表舞台であるブログ自体を見せることはあっても管理画面を人に見せるのは初めてであった。

しかも警察に見せることになるとは夢にも思ってなかった。

「じゃあ君のパソコンから児童ポルノ画像を貼ったという証拠を見たいから画面に指を指して。そう、じゃあ動かないでね。写真を撮るから」

どうやら家宅捜索の時これは自分でやりましたという証拠のためか、証拠の品を被疑者(この場合僕)が指を指す必要があるらしい。

そう言われたため自分のブログのマイページを指差しているところをデジカメで撮影された。何とも阿呆な写真撮影である。

記念撮影が終わり刑事は僕に1枚の書類を渡し、サインをするようにと述べた。

どうやらパソコンを押収するため同意書を書く必要があるらしい。

こういう所だけ見ると役所に住民票の登録をしに来たような気分になった。

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仰々しい文章で後に取り調べをする警察の住所と署長の名前が書いていた。

 

書類を渡し刑事に僕のパソコンを渡したあとに一番大事なことを聞いた。

「それで僕は逮捕されるんですか?」

さっきから心配事はそれしかなかった。同じことを5回くらい聞いたかもしれない。

ドラマやテレビ撮影の中での家宅捜索はこの後逮捕をして警察署に連れて行くシーンを思い出す。神奈川までここからどれくらいかかるんだろうと想像していた。

 

しかし、返ってきた返事は驚くべきものであった。

「だからさっきから言ってるだろ。逮捕しねえって」

え?

鬼瓦みたいな警官がそう言った。

後ほど僕を取り調べすることになるやや日に焼けたW(仮名)という警察が説明するようにこう言う。

「今回は家宅捜索で来ただけで別に逮捕するために来たわけじゃない」

「じゃあ捕まらないんですね」

「君が反抗的な態度をとっていたらそうしていた可能性もあるけど、別に今のところ僕たちの言うことを聴いてるよね。今回は証拠の品を持って行くから後ほど任意という形で署に来てもらう」

どうやら今回は証拠の児童ポルノをあげたパソコンを持っていくだけで僕自身逮捕されることはないということがわかった。

「しかし、この部屋汚いなあ。君ちゃんと掃除しろよ。何で2年前の公共料金の支払い書とかあるんだ

 「いやすいませんね。前もって来るの知ってたら部屋の片付けをしてたんですけどね」

逮捕されないということが分かっただけで、軽口を叩く余裕ができた。現金なものである。

そう言うと「前もって言う訳無いだろ」とツッコミを入れられた。

 

ほかに何か児童ポルノに関連するものを警察たちが探しているのを見ていると、腹の音が鳴った。そういえば朝にいきなり警察が入ってきてから何も食べていない。さっきまで逮捕されるかもという緊張があったため腹のことなど何も考えていなかったが逮捕されないということが分かって安心したからかものを食べたくなった。

「すいませんお腹空いたのでご飯食べていいですか?」

そう言うと「家宅捜索中にものを食べるやつがどこにいるんだ。ダメに決まってるだろ」と却下された。どうやら家宅捜索の時にご飯を食べてはいけないらしい。

「じゃあ後はプロバイダが知りたいから下の郵便箱でプロバイダの請求書とかもらえないかな」

そう言われて探しに行ったところ、たまたまなかったためこれも今度持っていくという形になった。

 

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ポストで郵便物を調べる刑事たち

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乗り込んできたとき撮ったもの。いきなりの出来事でパジャマを着替えることも出来なかった。

 

「じゃあこの書類に書いた電話番号にまたかけるからちゃんと出てね」

Wという刑事がそう言うと、鬼瓦みたいな刑事が「お前が悪いことしてても俺らはすぐに分かるんだからな」と脅しなのか良く分からないことを言い、僕の部屋で児童ポルノに関係するものをひたすら探していたメガネの刑事も「君、部屋はちゃんと掃除したほうがいいよ」とこれまた大きなお世話なことを言われて彼らはマンションの外に止めてあったワゴンに乗って帰っていった。

嵐のように去っていった。

さっきのことは夢なんだろうかと思ったが、いつも机の上に置いてあるパソコンがないことと荒らされた部屋(片付けてもらえなかった)そして先ほど渡された押収品目録書を見ると家宅捜索されたのは嘘ではなかったようだ。

まさか本当に警察が来るとは思わなかった。そう思うと何だかすべてがやりきれない気持ちになった。

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