留置所黙示録

2014年3月末日児童ポルノ買春及び児童ポルノ法違反で家宅捜索されました。書類送検されたあと8月某日に傷害で逮捕されました。トップ絵はクジラックス先生からもらいました。※なお当ブログは犯罪の抑止のためのブログです※

取り調べ2

これまでの認識だと児童ポルノで捕まるやつは不運とダンスっちまった、もしくは同好の士のあいだで秘密倶楽部よろしく児童ポルノ画像を交換し合っているようなヘビーユーザだけが捕まると今までの認識で勝手にそう思っていたが、実は結構な数が捕まっているそうだ。

「でもまとめブログの人とか捕まらないんですか?ロリ画像貼ってるとこ多いですよ。ハム速とか」

別にハム速がロリ画像を貼っていたという記事は覚えている限りなかったが、自分だけこのような目に合うのがムカついたため、ほかのブログの管理人も捕まって欲しかった。

「うん。だから最近はまとめブログの人も結構捕まってるよ」

どうやら僕の認識は甘かったらしい。彼らは児童ポルノを貼っている画像ならとにかく捕まえることが仕事のようだ。具体的な名前は教えてもらえなかったが、凍結されて消えたブログは山ほどある。その中の1つはもしかしたら僕みたいに早朝チャイムが鳴って神奈川県まで連れて行かれて事情聴取されていたのかもしれない。

「それよりさ君パソコンの画像どれだけあったか知ってる?」

「さあ知らないです」

画像は2chから適当に拾ったものばかりで自分でもスレを見て気に入ったら別にロリ画像では無くでも保存をしていた。

2万3千161だからね。数えるのも大変だったんだからね。よくこんなに集めたね。すごいよね君」

何と自分のパソコンには2万枚以上も画像があったのだ。青春をネットの海で過ごし2ちゃんねるという掲示板に入り浸って遊んでいたあいだにそれほどの量があのパソコンに入っていたようだ。

「え?1枚1枚見たんですか?」

「見たよ。何で死体画像とかあるんだよ。見てショックだったよ」

 どうやら1枚1枚チェックをしていたようだ。死体画像やブラクラ画像は2ちゃんねるでロリ画像を探す時にどうしても貼られてしまう。普通は削除しているんだろうけど元来物臭な性質大量の死体画像とエロ画像そしてロリ画像と玉石混交なハードディスクを作ってしまったようだ。

 「それでまず簡単に君の罪状を話すけど、わいせつ電磁的記録媒体陳列罪及び児童ポルノに触れている可能性が高い」

高いというのはこの場合起訴されていないからだ。犯罪は警察が逮捕し、証拠を集めて検事に送り最終的に有罪になるかどうか検事が判断するわけだ。

だから逮捕されても不起訴ならば前科はつかないことになる。

それよりもただ児童ポルノでしょっぴかれたのかと思いきやわいせつ電磁的記録媒体陳列罪など仰々しいものもついている。

今回はろり画像で家宅捜索されたが、どうやらネットでエロ画像をあげているとこれでしょっぴかれることもあるそうだ。

刑法175条は「わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする(第1項)。有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする(第2項)。」(wikipedhia参照)

ただのまとめブログを運営していたつもりがどうやらわいせつブログを運営していたことになっていた。

そういえばまとめブログをして3、4年目くらいにブログのカテゴリがいきなりアダルトになっていたことがあった。元々まとめブログは2ちゃんから画像を集めるため卑猥な画像も少なかれある。そのノリでまとめていたのだが世間一般ではアダルト扱いだったのだ。これもショックだった。

ショックの僕を置いておいて淡々と取り調べが進む。

「この画像の女の子何歳くらいに見える?」

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(参考画像)

「11から12歳くらいですかね」

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(参考画像その2

保育園でのゴマキの裸相撲という文章が書いてあった)

「じゃあこの女の子は?」

「う~ん保育園とあるから4歳から5歳くらいかな」

「すごいね専門家とほぼ一緒の答えだ」

画像を見せたあとW部刑事は少し褒めるように言った。

「専門家って何なんですか?」

「一応この画像が童ポ(どうやら警察では児童ポルノ画像のことをこう呼んでるらしい)にひっかかるか専門家に判断してもらってるんだ」

「専門家って誰ですか?」当然の疑問である。

「まあ偉大な先生だよ。近所に住んでいる小児科の先生に判断してもらってる」

「へー児童ポルノばかり見てるんすねその人」

「まあ、変態いや偉大な方だからね」

どうやら偉大な先生はこの署の警察からは変態と思われているそうだ。

このことは言っちゃダメだよと言われたがそんなことよりも近くの小児科医もしくは自称専門家がロリ画像だと判断すればその時点で児童ポルノなのであると知ってショックを受けた。

これもまたびっくりした。いくら専門家で児童の裸を見慣れているといっても実際に診察したわけではないのに何がわかるのだろう。一時期合法ロリという言葉が流行ったが、もし20を超えていても見た目が児童そっくりで専門家がこれは児童ポルノだと言い張れば児童ポルノになるのである。

とんでもないことじゃないかと思った僕はW部刑事に聞いてみる。

「え?児童ソックリの大人とかどうやって判断するんですか?」

「それはまあ乳腺の広がりとか身体的特徴で判断してるんじゃないだろうか」

ターナー症候群という病気がある。簡単に言うと染色体異常で普通の女性に比べ体の発達が遅い病気のことだ。もしもこの女性の画像を貼っていたら専門家はどう判断するのだろうか。実際の触診や精密検査をするのなら正確な年齢が分かるかもしれないが、写真一枚でその女性が18以上であるとはっきり識別できるのだろうか。

「まあだから高校生くらいの女の子の写真じゃなくて今回みたいにはっきりと分かる画像で呼んだんだけどね」

僕の心の声が分かったのか言い訳がましくW部刑事はそう言った。たしかにこれくらいの低年齢の女の子なら成人の女性と間違えてしまう可能性は少ない。

だが、もしこれがコラ画像とかならどうだろう。適当な貧乳の女の子に小学生の顔を載せたりしたら果たして判断できるのだろうか。これも聞いてみたら「まあグレーだろうね」と言われた。どうやら警察のさじ加減で決まるらしい。

自分で製造したものでなくネットに落ちていて誰でも保存しようと思えば保存できる画像でこのように事情聴取をされることになったようだ。

このように自分が何の罪で引っかかったか、どのように児童ポルノと判断したのかなどを話しているとW部刑事はパソコンにカタカタと軽快な音で入力していた。

「あ、ちょっと○○君待ってね」

そう言うとW部刑事は少し場所を離れた。そのあいだに暇だったので取調室に置いてあった紙の束をW部刑事が離れた隙にこっそり見てみたら全部うちのブログに関する内容だったのは驚いた(HTML構造まで文章化していたのだ)

すこし間を置いてまたW部刑事が取調室に戻ってきた。

「じゃあさ話また今度聞くからちょっと指紋とかいいかな?」

え?何それ

「一応さ書類送検(検事に書類を提出すること)するからDNAとか取る必要あるんだよね」

もう完璧犯罪者扱いである。

いや電磁媒体わいせつ罪及び児童ポルノ法違反でしょっぴかれたのは事実だが、消せと言われればすぐ消していたものを警告もせず、逮捕してあげくにDNAまでとるわけだ。あまりにも酷いとこの時は思ったし今も思う。

この後別室に連れて行かれ、写真を3枚ほどそして、指紋と掌紋、そして口の中に綿棒みたいなものを突っ込まれてDNAまで採取されたのだ。

これは別件だが、後に喧嘩をしたあと防犯カメラでこの時撮った写真が原因で留置所に突っ込まれることになったのだ。この時あまりDNA出したくないなと思い綿棒を弱めに口の中でつついてたらバレて警察に「もっと強くこすって」と注意を受けた。

 

朝の10時ころから始まった事情聴取が終わり何だかんだで夕方となった。

取り調べを受け疲れきって帰りの駅に歩いて帰っていると何気なく見た電柱に可愛いワンちゃんの画像が見えた。

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この犬狂犬病の注射してるのかな?

と思ってしまう愛くるしいワンちゃんだった。しかもこんな犬に謝礼金10万も払うそうだ。

狂ってる。たかがネットで拾った児童ポルノ数枚の画像でしょっぴこうとする警察もこんな犬に10万も出そうとする飼い主もわざわざ神奈川まで交通費自腹でくる俺も。

この世のすべてを恨みたくなる日だった。

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